今回の出張の締めくくりとして、スマランからマカッサルに飛行機で戻ることになりました。曜日によってはスマランからマカッサル行きの直行便が1便あるのですが、この日はあいにく運航がないので、仕方なく一度ジャカルタを経由してマカッサルに行くこととなります。スマラン空港ターミナルが2018年に新しくなって初めての訪問となります。
本日は空港の様子をお伝えしたいと思います。
スマラン市内から空港までは距離的には近いのですが、昔は住宅街を通ることで渋滞が頻発していたのですが、今年空港直結の高架道路が完成しましたので、スマラン中心街から20分ほどでターミナルまで到着することができました。
今回ホテルから空港までGRABを使用しましたが、たった36,000ルピア(約290円・空港駐車場代含む)で済みました。安いですね。
スマラン空港は、別名アフマド・ヤニ国際空港と呼ばれ、インドネシア独立に活躍した中部ジャワ出身のアフマド・ヤニ陸軍司令官の名前が空港の名前となっています。
2018年に完成した新ターミナルは滑走路の北側に作られています。以前は滑走路の南側にあり狭いターミナルでしたが、新ターミナルは旧ターミナルの10倍の大きさらしく、かなり余裕があります。
グーグルマップで空港を見ると周辺は沼地となっていて、沼地の上に浮かせた建設方法を採用しているらしく、環境にやさしい材料を使用した設計となっているようです。
空港ターミナルに入ると最初に、ワクチン接種済の確認、PCR検査または抗原検査の陰性証明書を提出します。全ての書類が問題なければ、書類に印鑑をおされ、チェック済となります。PeduliLindungiがあれば画面を見せるだけで通過可能ですが、登録がうまくいかずワクチン証明書だけが画面に入っていて、抗原検査やPCR検査結果がアプリに反映しないので書類で提出でチェックしてもらいます。
そのまま奥に進むとチェックインカウンターがあります。天井が高いので開放的であり、カウンターも多くあるので、ほとんど並ばずにチェックインできます。
今回のフライトはバティックエアとなりますので、ライオンエアのカウンターで手続きします。
スマランからジャカルタ乗り継ぎマカッサルまでのチケットを発行することができました。荷物も途中ジャカルタでのピックアップなしに、マカッサルで受け取れるようにしてくれました。荷物にはトランスファーのタグをつけてもらいましたが、荷物が目的地までちゃんと運ばれるかいつも不安になります。
チェクインも終了し、手荷物検査を実施し制限エリア内に入ってきました。空港内が広いこともあるのですが、人がまばらです。途中レストランやお土産店も多くあるようですが、ほとんどが閉まっていて寂しさがあります。
出発ロビーには多くの乗客が搭乗案内を待っていました。朝食を食べていなかったので、レストランで食べようと思っていましたが、あいにく制限エリア内でのレストランが営業していないので、しかたなくパンとコーヒーを買って待合室で食べることにしました。
奥にパソコンができる大きなテーブルがあり電源もありそうだったので、パソコンをしながら食べ終えると、3階にラウンジの文字が見えました。
せっかくなので、スマラン空港のラウンジを見てみることにしてみました。
スマラン空港のラウンジはコンコルディア・ラウンジとなっていて、マカッサル空港にもあるのですが、プライオリティパスを提示することで、無料で入場可能となっています。早速、カードを提示しラウンジの中に突入しました。
ラウンジ内は広々としており、VIPスペースなどもあるので、要人もこちらを利用するのでしょうか。
ラウンジスペースの中央には、食事スペースもありちょっとした食べ物が並んでいます。先ほどパンとコーヒーを食べたばかりですが、スマラン名物の春巻きを頂きます。
ラウンジは、空港ターミナルの一番上にありますので滑走路から飛行機が離着陸するのを見る事が可能です。
滑走路に今回乗るバティックエアが到着するのを見ながら、ラウンジを後にしました。
搭乗時刻になり、大勢の乗客が並んでいます。優先搭乗などはありませんが、後方座席の人は歩いて後ろからのドアから搭乗できるようです。
次回はスマランからジャカルタまでのバティックエアの状況をお伝えすることにします。