スラバヤから列車で5時間弱かけてインドネシア中部ジャワの州都である、スマランに到着しました。インドネシア5大都市として人口150万人以上いますが、ジャカルタのような背の高いビルがないので、地方都市ならではののどかな雰囲気が漂っています。
スマラン・ポンコル駅を出ると、小雨が降っていて大勢のインドネシア人が迎えを待っています。スマラン駅から800mの比較的近いホテルを予約しているので、歩いてホテルまで移動を考えていました。
すっかり夜になって周りは真っ暗、歩道もなく、ところどころ水たまりはあるし、キャリーバックを持って傘もささずにホテルまで行くと、雨の夜道でとんでもない事が起きそうだったので、GRABタクシーを呼ぶことにしました。こんな雨の時はGARBタクシーも大忙しなので、タクシーが全然マッチングしません。GARBタクシーも捕まらないので、あきらめかけて駅の外に出たら、偶然ブルーバードタクシーが1台停車していました。ドライバーにOKかと聞くと、大丈夫とのこと。ラッキーでした。
ホテルの名前を言うと、距離が近いのでドライバーは残念そうな雰囲気でしたが、3分でホテルまで到着。8,000ルピアの料金でしたが、10,000ルピアを渡しました。
今回のホテルは、イビス・バジェットホテルです。
外観が緑のイルミネーションで綺麗そうです。早速チェックインして、スラバヤから列車のお弁当も食べずに我慢していたのでお腹が空きすぎていて、外は雨も降っていたのでホテルのレストランで夕食と考えていましたがスタッフから「朝食のみの営業」と言われ唖然としました。チェックインカウンターの横にカップ麺が並べてあったので、最悪はインスタント麺で我慢と思いながら部屋へと向かいました。
部屋に荷物を置き、カーテンを開けるとなにやら、大きなネオンサインが目に入りました。早速グーグルマップを検索すると、「パラゴンモール・スマラン」がすぐ近くにあります。
モールに行けば、なにかしら食事にありつけると思い、ホテルの部屋を出ます。先ほどまで雨がぽつぽつ降っていたのですが、ホテルの外に出るとタイミング良く雨は止んでいるようです。モールも近くにあるし、雨も止んで先ほどのタクシーといい、ほんとラッキーです。
ホテルから歩いて5分でパラゴンモールに到着しました。モールの上にはホテルスマランがあるショッピングセンターです。夕方の19:30ですが結構な人出でびっくりしました。
早速レストランを探すためにエスカレーターに乗ると、丸亀製麺や元気寿司のネオンが目に入りました。そういえば、しばらく日本食食べてなかったのを思い出し、今日はせっかくのスマランなので、日本食で決まり!と心の中で誓い、どこにしようか迷ったあげくKINTAN焼肉が目に入りました。
インドネシアのボガグループが運営する日本食飲食店で、「しゃぶ里」「キムカツ」「ペッパーランチ」などの業態を営業しています。「KINTAN」は焼肉ビュッフェスタイルの食べ放題のお店となります。
早速、コースの選択ですが焼肉より、食べ放題のサイドメニューが気になったので、レギュラーを注文。指定された牛肉と鶏肉を4皿ほど頼みました。
店の中には、サラダ―バーや総菜類、ごはん、麺、デザート、ドリンクなど全て食べ放題です。焼肉にはビールがつきものですが、あいにくビールは置いていないとのことなので、コーラで我慢しました。
KINTANの特徴は焼肉のタレや薬味が豊富で、好みでアレンジできるのがうれしいです。
野菜類が豊富にあるのもうれしいポイントです。インドネシアに来ると生野菜を食べる機会がかなり減るので、ビタミンを一気に摂ることにします。
1人焼肉は日本では行きませんが、インドネシアで一人焼肉もなかなか良い気分です。野菜中心に食べられ、肉も最初4皿で十分だったので、スタッフにお会計とお願いしたら、「そんなに頼んでませんね」、と言われ、そんなに食べられる歳ではないことに気が付きましたが、腹8分目で無理しないことが重要と言い聞かせています。
お会計は食べ放題で250,000ルピア(約2,000円)とインドネシアではちょっとお高めでしたが、日本食を色々食べられること考えると、コスパは良いですね。味も好みでした。