ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港に到着しました。今回の宿泊はバンテン州タンゲランのセルポンに宿泊します。
1年の最大の行事ともいえるイスラム教の断食明け大祭(レバラン)休暇の真っ最中にインドネシアに到着となりました。感染状況が改善し政府が3年ぶりに帰省を許可した今年のレバランは、コロナ禍で抑えられていた人々の心情を大きく変化させました。空港の到着ロビーは故郷での家族との再会を果たしてジャカルタに戻ってきた人や、サウジアラビア・ジェッダよりインドネシアでの大型連休を利用したウムラ巡礼から帰国した人も多く見受けられました。空港内がこんなに賑やかになっているのは久しぶりです。
ここ最近は空港のタクシーもすぐに乗る事ができましたが、ブルーバードタクシーは乗車順番のチケットがすでに50人待ちとなっていました。ブルーバードタクシーもかなり稼働しているらしく台数が少ない状態なのでかなり待たされそうです。早くホテルまで到着したかったので、ブルーバード以外のタクシーとメーターで確実に支払う事を交渉して移動することにしました。
今回予約したホテルはアトリア・レジデンス・ガディンセルポン(Atria Residences Gading Serpong)となります。ジャカルタ市内は開発し尽くした感がありますが、タンゲランのセルポン地区は高層ビルや大型ショッピングモールなどが連なり未来都市のような近代的な建物が次々に建設されていて成長著しい都市となっています。2019年12月にスカルノハッタ空港からセルポンまで高速道路が開通しタンゲランの移動がますます便利になりました。
いつもジャカルタ市内でホテルを探していましたが、いつかタンゲラン地区に滞在してみたいと思っていました。
ガディンセルポンまでは、スカルノハッタ空港から高速道路を使って30~40分で到着します。タクシー料金は高速料金込みで150,000ルピアほどでした。
アトリア・レジデンス・ガディンセルポンは、長期滞在型のホテルとなっています。隣の敷地内にはアトリア・ホテルも併設されています。
レジデンスタイプなので、寝室とリビングが分かれているのがポイントです。
しかもバスタブ付きの部屋となっています。設備やアメニティ類は、それほど充実はしていませんが最低限でゆったりできればという感じです。
ホテルの1階にはイタリアンレストランがありますので、食事もできますしルームサービスを頼む事もできます。施設内にはコンビニがありますのでちょっとした買い物も便利です。
道を挟んで反対側には、タンゲラン地区で一番大きなスマレコン・モール・セルポン(SMSと略すようです)がありますので、レストランや買い物、映画館・スーパーマーケットなどは全く不自由しません。日本食レストランも数多くあります。ホテルとモールの移動だけで、長期滞在を楽しむことができる場所となっています。
今回の宿泊がレバラン休暇中だったので早めに予約したこともあって、1泊食事なしで479,000ルピア(約4,200円)(税込)で宿泊することができました。とびきり良いホテルではありませんが、普段使いには最適で十分でしたのでコスパは良いと思います。
直前の予約ですともう少し高い時もありますが、プロモーション価格が頻繁にでていますので、トラベロカなどの旅行予約サイトをチェックしてみてはいかがですか。