【インドネシア語】しゃぶしゃぶとサブサブを間違えないで!
「しゃぶしゃぶ」は日本のみならず海外でも人気の鍋メニューとなって、世界共通言語となっています。インドネシアでのしゃぶしゃぶ店が多くなってきて、日本同様食べ放題のお店で賑わっています。インドネシアのニュースを見ていると、サブサブといいながら警察が取り締まりを行っている様子で良く見る事があります。似てもにつかぬしゃぶしゃぶとサブサブについてお話します。
しゃぶしゃぶの語源
「しゃぶしゃぶ」という名前をつけたのは大阪北新地の肉料理店「スエヒロ」が牛肉の水炊きを「しゃぶしゃぶ」と名付けたのが最初らしく、仲居さんが台所で「じゃぶじゃぶ」とおしぼりを水洗いする音が聞こえてきたのをヒントに「しゃぶしゃぶ」という名前になったそうです。
しゃぶしゃぶが登場する前はすき焼きが主流でしたが、しゃぶしゃぶはすき焼きよりも肉の良し悪しが直接評価される料理で高級料理となりました。しかし輸入肉が大量に流通するようになってしゃぶしゃぶ料理は一般的になりました。肉を薄くカットするだけで調理はお客がすることで人件費が安く済みますので、食べ放題の業態が生まれました。
インドネシアでのしゃぶしゃぶ人気
インドネシアでも大都市のモールには必ずと言っていいほど、しゃぶしゃぶ店があります。「ハナマサ」や「しゃぶ里」などでは大勢のお客でいつも繁盛しています。しゃぶしゃぶをインドネシア語でも「Shabu-Shabu」と言います。日本語がインドネシアでも通じます。
インドネシアでは気を付けて!
実はインドネシア語でサブサブ(Sabu Sabu,Shabu,Syabu)は麻薬の事を言います。テレビなどで、警察が麻薬取締の場面でしばしば聞く言葉となります。
日本語でも麻薬の隠語として「シャブ」と言いますので同じですね。日本語の「シャブ」は「骨までしゃぶりつくす薬物」というのが語源らしいのですが、インドネシアだけでなく、香港、フィリピン、マレーシアでも麻薬の隠語として使われていることにびっくりです。
インドネシアで「しゃぶしゃぶ」食べたい!など言っていると、周りの人からジロっと見られますので、気を付けましょう!
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