インドネシア西部地域のアチェ州シメウル島に訪問しました。
アチェ州に所属しており、イスラム教での厳格なシャリアの影響を受けています。しかし島が独立しているため、スマトラ島バンダアチェのような自由アチェ運動のような紛争の影響を受けていないためのんびりしています。ただし、お酒が飲めませんでした。
シメウル島は、スマトラ島の西海岸から約150Km離れた島です。
一番大きな街がシナバンです。
人口は、約90000人ほどです。
島内では、お酒が飲めるところもなく、隠れて販売している売店も見つかりませんでした。男女の恋愛も制限されていると聞きますので、島内ではほとんど男女が一緒の場面に遭遇しませんでした。
シメウル島に行くには、メダン クアラナム国際空港に行きます。
1日1便しかありません。
ウイングエア IW1240便
メダン クアラナム国際空港 12:20発
シメウル ラスキン空港 13:25着
帰りは同じ飛行機がメダンに戻ります。
ウイングエア IW1241便
シメウル ラスキン空港 13:45発
メダン クアラナム国際空港 14:50着
機体は、ATR-72-600 プロペラ機となります。
1日1便しか飛んでいませんので、シメウル島で最低1泊は必要となります。
約1時間のフライトでラスキン空港へ到着します。
島は東西に長く、100Kmくらいありますが、ほとんどが山間部ですので、中心街は島の南部に集中しています。
一番大きな中心街がシナバンです。
車もほとんど走っていませんので、のんびり暮らしている様子でした。
シメウル島には、ホテルが見当たりません。
民宿のようなサーファー向けのコテージがあるだけです。
今回は、Graha D’Fit.Lm コテージで宿泊です。
海に面していて非常に景色が良いのです。1人1棟のコテージに宿泊します。
丘陵と海辺の景色が統一されたデザインの木製構造の美しいコテージです。場所は、シナバン湾の穏やかな海のほとりにあります。
素晴らしい景色を眺めながらお酒を飲みたいところですが、ここは、アチェ州の一部ですのでコーヒーを飲んで我慢します。
シメウル島は大きな波が来る隠れた穴場としてサーファー内では有名らしく、飛行機にサーフボードをもった乗客が多数搭乗していました。こんな僻地までサーフィンをするために旅行するのですから、よっぽど魅力的な波が起きる場所なのでしょう。サーファー専用の宿もあるので、楽しめそうです。
シメウルサーフキャンプ
シメウル島は、魚の宝庫ですので、新鮮な魚料理となります。新鮮でも生で食べずに、焼いたイカンバカールをいただきます。
ロブスター・ミーゴレンが有名ですが、昼からロブスターは重いので、エビ入ミーゴレンで我慢しました。
おいしい焼魚が食べれられるのですが、ビールがないため、残念です。インドネシア人と一緒で、お茶と一緒に食べます。
交通の便が良くないので、なかなか行く機会はありませんが、シメウルの人は穏やかで、街は非常にきれいなので、民度が高い島であります。
アチェというとイスラム色が強いイメージですが、お酒がない事以外は、不満はありません。
次回は、大きな被害があった、スマトラ地震について解説したいと思います。