シンガポール航空でのバリからシンガポールまでのフライトを経て、次なる目的地であるクアラルンプールへの乗り継ぎが始まりました。乗り継ぎ時間は約2時間と、長すぎず短すぎず、リラックスして次のフライトの準備をするにはちょうど良い長さです。
チャンギ国際空港に到着後、クアラルンプール行きの搭乗口がすぐ近くの反対側に位置していることを確認しました。まだ出発までには時間があるため、ターミナル本館に戻り、いくつかの店を覗きながら、ラウンジでの休息を楽しむことにしました。
チャンギ空港はスカイトラックス社により「世界ベスト空港」として8年連続で評価されており、その評価は豊富なアメニティ、快適な待合スペース、そして美しい内装とトロピカルな装飾によるものです。
空港内を散策すること自体が一つの楽しみであり、ショッピングから地元の美味しい料理の提供まで、多彩な選択肢が提供されています。
SATSプレミアラウンジに到着すると、その落ち着いた雰囲気と広々とした設計に心が和みました。
ラウンジ内では、プライオリティパスを使用してアクセスし、様々な種類の食事やドリンクを楽しむことができます。
特に注目すべきは、ロボットが巡回して空いたお皿やグラスを回収するシステムで、このハイテクなサービスはチャンギ空港の先進性を象徴しています。
ラウンジで提供される料理は国際的なメニューが豊富で、特にシンガポールのローカルフードを試すことができるのは大きな魅力です。
クアラルンプール行きの搭乗時間が近づくにつれて、F37搭乗口へと向かいました。
チャンギ空港の乗り継ぎシステムは非常に効率的で、搭乗前のセキュリティチェックと搭乗券の確認が迅速に行われます。ただし、セキュリティチェックで液体物を回収されてしまうため空きペットボトルだけもらって、待合室内で飲料水を補給することができます。
搭乗したSQ116便はB737-800型機で、この短距離フライトには個人用モニターがないものの、フライト時間がわずか1時間弱なので、特に不便を感じることはありませんでした。
離陸してから10分ほどでシートベルトサインが消灯し、その直後にドリンクサービスが開始されました。
短いフライト時間でありながら、客室乗務員は迅速に全ての乗客に対応し、私はコーヒーを楽しみました。
飛行は非常にスムーズで、巡航時間はたった10分程度でしたが、その後すぐに降下が始まりました。
飛行位置を確認するモニターがないため、外の景色を眺めながらの飛行でした。
わずか30分後には、クアラルンプール国際空港が見え始め、シンガポールから1時間弱で無事に着陸しました。
クアラルンプール国際空港での1泊後、私は翌朝のフライトに備えて、この旅の最終段階へと進む準備をします。
マカッサルから3つのフライトを経て到着したクアラルンプールでは、各フライトの異なる体験と、効率的な乗り継ぎがこの旅の魅力を一層深めてくれました。