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インドネシアで観戦したアジアカップ、日本対インドネシアの熱戦!

1989年以来の対戦となった日本代表(FIFAランキング17位)とインドネシア(同146位)の試合は、3-1で日本の快勝に終わりました。FW上田綺世は2得点を挙げる大活躍を見せました。この勝利により、3連勝のイラクに続くD組2位として、決勝トーナメント(16強)進出が決定しました。

試合は初めから日本にチャンスが巡ってきました。FW上田綺世が背後から倒され、VARによるPK判定となりました。前半6分、上田が冷静にPKをゴール右隅へ決め、先制しました。

後半7分、待望の追加点が生まれました。MF堂安律が左サイドの中村へパスを送り、その大外からの縦パスを受け、ゴール前へグラウンダーのクロスを送りました。これをファーサイドでフリーだった上田が右足で押し込み、2-0としました。

日本はその後も堂安が絶好機を迎えるなど、多くのチャンスを創出しました。後半24分には中村、旗手を下げ、MF南野拓実、FW前田大然を投入しました。フレッシュな選手を使い、3点目を狙いました。

後半42分、途中出場のMF伊東純也の折り返しから上田が右足で強烈なシュートを放ちました。これが相手選手に当たり、オウンゴールとなりました。

しかし、インドネシアの選手たちも見事な闘志を見せました。特に守備では組織的に日本の攻撃を阻止し、カウンターで幾度となく日本のゴールを脅かしました。彼らの粘り強い守備と素早い攻撃の切り替えは、日本代表にとって大きな挑戦でした。アディショナルタイムの後半46分、ロングスローからのこぼれ球を押し込み、1点を返してインドネシアの意地を見せました。このゲームは見応えがありました完封勝利は逃しました。それでも日本は危なげなく勝利しました。

日本が勝利し、決勝トーナメント進出を決めたのは喜ばしいことですが、インドネシアも善戦して大いに盛り上がることができました。

インドネシア人の約70%がサッカーファンといわれる中で、インドネシアでサッカー観戦はポピュラーな娯楽の1つとなっています。多くの人が日ごろから国内のリーグ戦をテレビ観戦しています。国際大会があるとイベント会場や飲食店でパブリックビューイングが開催されてサッカーの話題一色となります。そんな熱狂的なファンがいるインドネシアで日本との対戦が久しぶりに実現し、日本では地上波の放送がなかったようですが、インドネシアではテレビ放送があり、完全アウェの状態での観戦でしたが、日本戦を見ることができ感慨深い体験でした。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。