ジャカルタからマカッサルに移動する朝となりました。空港では大統領専用機とサブウェイサンドイッチを堪能しました。早朝のスカルノハッタ空港国内線ターミナルの様子をお伝えしたいと思います。
朝6時にスイスベルインからの空港行送迎バスが時間通りに出発しました。そのままバスに10分ほど揺られて、スカルノハッタ国際空港ターミナル3へと到着しました。ちょうど太陽が日の出を迎えた時間なので、朝焼けで空がオレンジ色に染まっています。
朝早いのにもかかわらず、多くの車で混雑しています。
送迎バスから荷物を受け取り空港内に入っていきます。荷物検査も多くの人で行列しています。
出発ロビーに入っていくと、空港内も多くの出発客で賑わっています。当日は、イスラム暦の新年であるムハッラム(Muharram)ということで、土曜日ということもありジャカルタから故郷などに向かう人が多いのかもしれません。
ガルーダ・インドネシアのカウンターも大混雑しています。荷物を預ける人たちが大勢いるため相当時間がかかりそうです。
こんな時は、ガルーダ・プラチナステータスが役に立ちます。ガルーダ・ビジネスクラスカウンターが使用できますので、ほとんど並ばずに荷物預けが可能となります。カウンターでは、ワクチン回数のみ聞かれたので、ワクチン証明アプリを見せるだけでチケットを発行してもらいました。
チケットを受け取った時間は6時30分、搭乗開始は7時10分なので、そんなに時間はありませんがラウンジに行こうか迷っていたところ、窓の外に見慣れない機体を発見したので近くに行ってみることにしました。
赤色のB777-300ERがスポットに駐機していました。この機体は「ガルーダ・インドネシア・ワン」と呼ばれ、大統領専用機でもあります。機体の横には、「REPUBLIC INDONESIA」と国名が書かれていて尾翼にはGarudaの文字が入っています。そういえば、数日前にジョコウィ大統領が来日していたので、ちょうどジャカルタに戻ってきたようです。この機体は国営であるガルーダ・インドネシアが運行していて、大統領が使用しない時は一般用に通常運行していますので、運が良ければ搭乗することができます。主に国際線で投入されていますので、羽田空港にもたまにやってくるそうです。一度は大統領専用機に乗ってみたいものです。
大統領専用機を見ていたら、ラウンジに行く時間が無くなってしまったので、機内食も出るしそのまま搭乗口まで早めに行こうとしたところ、SUBWAYの文字が目に入りました。
ターミナル3の空港内にサブウェイが6月にオープンしたばかりのようです。米国や日本でもサブウェイのサンドイッチを何度も食べていますが、インドネシアの空港内で食べられるのは嬉しいところです。
早速テイクアウトで注文したいと思います。
パンの種類や肉の種類など客の要望によって色々なアレンジが可能ですが、コミュニケーション能力も必要となります。
色々聞かれましたが、スパイシーイタリアンを注文して、とにかく野菜などは全部入れてもらいます。
あれこれ聞かれていましたが、なんとか意味が通じたようで、ひとつずつ手作りしていきます。オープンしたてということもあり、なかなかの人気です。
店員さんも大勢いるので、流れ作業のようにサンドイッチが出来上がっていきます。
ようやく自分の番になり、スパイシーイタリアンが完成しました。お会計はハーフサイズで63,000ルピア(約560円)でした。インドネシアにしては、値段は高めですが、野菜たっぷりの出来立てサンドイッチが食べられるのであれば納得です。早速搭乗口まで移動してからベンチで食べたいと思います。
ボリュームたっぷりで野菜がこぼれそうになりながら、かぶりつきます。
日本で食べたものと同じ味で、クオリティも抜群です。シャキシャキした野菜とスパイシーなハムが合わさっていて至福の味でした。ラウンジの食事よりもずっと美味しかったので、次回も国内線利用する際は、サブウェイを利用したいと思います。
大満足のサンドイッチ朝食を終えたところで搭乗時刻となりましたので機内へと向かいたいと思います。機内の様子は次回となります。