インドネシア国内線新興航空会社スーパーエアジェットがとても元気です。2022年4月20日よりジャカルタ・マカッサル線を新たに就航開始しました。スーパーエアジェットとはどういった航空会社なのかをお伝えします。
スーパーエアジェットは、ジャカルタにある複合企業にあたるルスディ・キラナが運営しているインドネシアのLCC航空会社となります。新型コロナ禍であった2021年3月に会社が発足して、2021年8月よりジャカルタ=メダン・バタム線から運航を開始しています。ライオングループの創設者が資金提供しているためライオンエアとの関係がありそうですが子会社のスタンスではないようです。機体はエアバス社のA320‐200の180席仕様のみで運行して機動性を高めています。シティリンクもA320‐200の180席仕様となっていますので、同じ座席配置となっています。
スーパーエアジェットのターゲットはミレニアム世代をターゲットとしてジャカルタ・スカルノハッタ空港を拠点としてインドネシアの国内主要16都市を結んでいます。
スーパーエアジェットは、ジャカルタ=マカッサル線を4月20日から新規開設しました。スーパーエアジェットの就航都市では16番目となりました。今のところ1日2便体制となっています。ジャカルタに行く予定がありますので、次回はスーパーエアジェットの搭乗の様子をお伝えできると思います。
スーパーエアジェットのジャカルタ・スカルノハッタ空港がターミナル1Aに移動となりました。新型コロナ蔓延で運航便が減少してターミナル1が2020年から利用を停止したままとなっていました。スーパーエアジェットとエアアジアがターミナル1Aとなっていますので利用する際は注意が必要です。
スーパーエアジェットの就航都市が増えてくると、LCCではライオンエア、シティリンク、スリウィジャヤ、そしてスーパーエアジェットと選択肢が増えることになります。マカッサルからジャカルタ移動でも、時間帯や値段によって航空会社を選ぶことができ利便性が増します。レバラン休暇も終了しましたが、感染拡大も落ち着いている段階ですので空港利用客も増加傾向となっています。ようやくインドネシア航空業界も復活となるか注目したいと思います。