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【インドネシア渡航】東ヌサ・トゥンガラ州マウメレからマカッサルへ!環礁タカボネラテを鑑賞!

東ヌサ・トゥンガラ州フローレス島最大の街であるマウメレでの仕事を終え、マカッサルまでウイングスエアで戻りたいと思います。今回のフライトでは東南アジア最大環礁であるタカボネラテを上空から見ることができました。プロペラ機からの絶景をお楽しみください。

綿密な計算で座席指定

マウメレ空港からマカッサルまでウイングスエアIW1941便に搭乗します。

透き通った青空でまさに飛行機搭乗日和です。

上空からの景色も期待できそうです。

マウメレ空港の搭乗口から歩いてプロペラ機ATR72-500の脇を通りながら搭乗となります。

青空に白い機体がとても映えます。機体後方の階段を昇って機内へと入っていきます。

今回の座席はWEBチェックインで17Fを事前に指定していました。

これには理由があり、マカッサルからマウメレまでの行きでは7Aを指定したところ、プロペラの脇でターボプロップエンジンの粉が窓にこびりついていて、窓からの景色が楽しめなかったことの反省からとなります。ウイングスエアは窓の掃除をほとんどしておらず、乾季になり雨も少ないので窓が汚れているまま飛行しているからです。後方座席の方が、エンジン粉が少なく前方よりは窓がキレイであろうという想定からの座席指定となります。

さらに、またA席の窓側でなく、F席にしたのも理由があります。マウメレからマカッサルまでの飛行ルートを考えたとき、おそらく東南アジア最大の環礁であるタカボネラテの近くを通るはずです。

以前からグーグルアースなどでは確認していたのですが、この環礁の上を通る飛行ルートはおそらくマカッサル-マウメレ線のみであり、飛行機に対して右下に見えるはずとの予想から座席を指定してあります。雲が無いことが第一条件ですが、これはクリアしています。予想通りうまく見えるのかワクワクしてきます。

15時40分と定刻より15分遅れてマウメレを出発です。

滑走路を勢いよくプロペラを回しながら飛び立っていきます。

フロ-レス島ともしばらくお別れです。

上空に差し掛かってきました。雲ひとつ無い青空と青い海がとてもキレイです。窓は多少汚れてはいましたが、後ろの席にして正解でした。

マウメレ湾のサンゴ礁もとてもきれいです。

絶景!タカボネラテ!

いよいよ今回のフライトのメインイベントがやってきました。タカボネラテに近づいてきています。飛行ルートの読み通り飛行しています。

タカボネラテは、「砂の上のサンゴ島」を意味していてフローレス海にある環礁となります。

インドネシア及び東南アジア最大の環礁であり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。世界でもマーシャル諸島、モルディブ諸島に次いで3番目に大きい環礁面積を誇っています。タカボネラテに行くには、マカッサルからボートをチャーターして16時間かけて行くか、マカッサルからスライヤール島ベンテンまで飛行機で行き、対岸まで車で移動しそこからボートに乗り換えて5時間以上もかかる僻地にあります。いざ環礁を見に行こうと思ってもアクセスが非常に厳しい場所にあるからこそ、手つかずの自然が残っているとも言えるでしょう。今回は飛行機の上から楽しながら環礁を鑑賞できてしまうという贅沢です。

プロペラ機がタカボネラテに近づいてきました。

広大な海に環礁が広がっている姿がもうすごいとしか言いようがありません。言葉にもならない絶景とはこのことを言うのではないでしょうか。

このような景色を見ることができて、ほんとうに幸せです。

タカボネラテには、15の島がありそのうち8つの島には5,000人ほどの漁民が住んでいるそうです。毎日このサンゴ礁に囲まれて魚を獲って生活するのはどんな感じなのか一度見てみたいと思うようになりました。綺麗な海と美しいサンゴ礁があることが想像できますのでマカッサルにいる間に一度で良いのでタカボネラテまで行ってみたいですね。

次回に続きます。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。