インドネシアの美しく魅力的なビーチのひとつが南スラウェシ県ブルクンバ県のボントバハリ地区にあるタンジュンビラビーチとなります。
タンジュンビラの白い砂浜と透き通った海はビーチの美しさと快適さを兼ねそなえています。本日は南スラウェシ州のバリとも称される美しいビーチを紹介します。
まず最初にタンジュンビラの海の色に驚きます。エメラルドグリーンとスカイブルーがまじりあい、白い浜辺は小麦粉のような細かな粒子で柔らかい質感に包まれています。
ビーチエリアでは、海水浴、ダイビング、シュノーケリングを楽しんだり、風景を楽しむことができます。半島の先端に位置しているため朝夕一箇所で日の出と日の入りを見ることもできます。海岸の先にはリューカン島とカンビン島の美しさも楽しむことができます。
個人的にはバリ島にも劣らない魅力あるビーチエリアが存在しています。
なんとタンジュンビラの売店では、冷たいビールが飲めるのも特徴です。バリ以外のインドネシアでは海を見ながらビールが飲めるロケーションは珍しく、タンジュンビラ名物の揚げバナナ(ピサンゴレン)を食べながら冷たいビールを思う存分飲むことができるので、コロナ禍以前は多くの外国人観光客が休暇中にこのビーチを訪れています。
浜に沿って海の家が並んでいますので、海水浴やバナナボートで遊んだ後は、ビールを飲みながらゆっくりすることも可能です。
タンジュンビラビーチはスラウェシ島の南端、正確には南スラウェシのバルクムバ地区のボントバハリサブ地区にあります。
タンジュンビラビーチはマカッサルから約200kmです。車で約5時間はかかります。公共交通機関としてバスもあるのですが、外国人にとっては一般的ではないので、運転手付きレンタカーでビラに向かうことが主流です。道中5時間かかるといっても、海岸沿いを走る幹線道路は、変化の富んだ海や山や塩田などの景色が続きますので飽きることはありません。
タンジュンビラビーチの入口で入場チケットを支払います。
価格はインドネシア人18,000ルピア、外国人41,000ルピアとなっています。
駐車場代金として10,000ルピアも同時に支払います。これらは、休日料金なので、平日は安くなるそうです。
タンジュンビラビーチの施設と宿泊施設はとても充実しています。コロナ以前は外国人が多数訪れていたので、1泊1,500,000ルピア以上の高級ホテルから、200,000ルピア前後の手頃の料金のバンガローやホテルもあり、宿泊施設は幅広く存在しています。
日本人にとってインドネシアのビーチというとバリが有名というか、バリ以外の選択肢が存在しないくらいですが、タンジュンビラもバリに劣らない素晴らしいビーチです。到着までのロケーションが悪いため、なかなか気軽には訪れることはできませんが、素晴らしい景色は、訪問するすべての人々を感動させるくらいの魅力的な場所であることは間違いありません。