マカッサル移動!便利で快適な公共バス「テマンバス」の魅力

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移動手段としてGrabなどのタクシーアプリやバイクタクシーが主流のマカッサル。しかし、公共交通機関のバスも実は非常に便利でお得な選択肢です。今回は、マカッサルの公共バス「テマンバス(Teman Bus)」の魅力について詳しくご紹介します。

テマンバスの魅力

マカッサルでは、公共交通機関のバスはまだあまり知られていませんが、その魅力は計り知れません。テマンバスはいつでも空いていて、清潔で快適な移動手段です。料金も一律約45円と非常に安価で、交通費を節約したい旅行者にはうってつけです。オンライン決済を利用すれば、お釣りの心配もありません。

さらに、テマンバスを利用することで、現地の人々との交流の機会も増えます。バスの中での会話や交流は、旅の思い出をより豊かにしてくれるでしょう。時間がある際には、ぜひテマンバスを利用してみてください。

バスの位置確認とルート

テマンバスの利用をさらに便利にしてくれるのが、アプリMitraDaratです。https://www.instagram.com/mitradarat/

このアプリを使えば、バスの位置をリアルタイムで確認でき、待ち時間を有効に使うことができます。現在、マカッサルではコリドーK1とK2の2系統が運行されています。

コリドー1はパナックカン スクエア モールからガレソン港までのルートで、コリドー2はパナックカンスクエアモールからマカッサル・スルタンハサヌディン空港までのルートです。これにより、ショッピングや観光、空港への移動が非常に便利になります。一方で、コリドー3と4は2024年1月1日をもって運行を停止となりました。これは、運輸省(ケメンハブ)がテマンバスの補助金を削減したことによるものです。

料金と支払い方法

テマンバスの料金は非常にリーズナブルで、大人4,600ルピア(約45円)です。支払い方法も多様で、銀行系電子マネー、OVO、GOPAYなどの電子マネーやQRコード決済(QRIS)を利用することができます。

バスで移動してみた

今回は、パナックカン スクエア モールからトランススタジオモール(TSM)までバスで移動してみました。始発のパナックカンモールの駐車場には複数台のバスが停車していて、どのバスが最初に出発するのかがわかりにくい点がありました。しかし、エンジンがかかっていて乗客が乗り込んでいるバスを見つけ、運転手に確認するとまもなく出発するとのことでした。

バスの入り口で料金を電子マネーで支払い、乗車しました。中型バスは定員40名で、座席数は20席ほどあります。これにより、快適な座席での移動が可能です。乗客は自分を含めて4名だけで、150万人都市とは思えないほど利用者が少ないことに驚きました。

普段車で移動するのと違い、市内の風景も新鮮でした。

コリドー1はパナックカンモールからマカッサルの主要スポットに停車し、アプリを見ながらリアルタイムでバスの位置を確認できるので安心です。

途中でよく行くカフェやレストランにもバスで行けることがわかり、次回からはバスを利用しようと思いました。約30分で目的地のTSMに到着し、快適に移動することができました。

Grabタクシーを利用すると50,000ルピアほどかかるところ、テマンバスならその1/10の価格で移動できました。

地方独特の問題

テマンバスを利用した多くの人々からは、快適で便利だとの声が多く寄せられています。アプリを利用すれば、いつ頃次のバスが到着するかを確認できるし、運行本数も10分ほど待てば次のバスが来るので時刻表がなくても乗ることが可能です。このバスの運営はインドネシア政府の補助金を頼りにしており、南スラウェシ州やマカッサル市の予算がついていないため、地方政府として思い切った政策がとられないことが課題となっています。テマンバスの運営にはインドネシア政府の補助金が欠かせない状況であり、地域予算の確保やペテペテと呼ばれるミニバスの強い反対も課題となっています。地方政府がこの問題に対処し、より多くの人々に利用されるような政策を実施することが望まれます。

まとめ

マカッサルでの移動手段として、Grabなどのタクシーアプリやバイクタクシーも便利ですが、公共バス「テマンバス」もぜひ試してみてください。安価で快適、そして現地の人々との交流も楽しめるテマンバスで、マカッサルの新たな魅力を発見してみてください。旅行者だけでなく、地元の人々にとっても、テマンバスは新たな移動手段としての可能性を秘めています。ぜひ、一度乗ってみて、その快適さと便利さを体験してみてください。

 

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