【インドネシア】テスラはECサイト「トコペディア」で買える!
インドネシアの北ジャカルタにある、自動車販売会社のPrestige Motorcarsは
インドネシア最大の通販サイトであるトコペディアでテスラを事前注文できるようになりました。
テスラが1億ルピア(75万円)!?
テスラ・モデル3は、オートパイロット運転、タッチスクリーン、色付きガラスルーフなどの機能を備えた2020年に世界で最も売れている電気自動車です。
トコペディアのページを見てみると、テスラ・モデル3のスタンダードバージョンがインターネットで注文できるようです。
価格は、1億ルピア(約75万円)となっています。
しかし、よく見てみると、予約価格と書いてあります。これはあくまでのテスラを事前予約するための料金となるようです。この価格に、テスラの車体価格を知らない人は、安いと思いポチッと注文してしまいそうです。
詳細をよく見ると、車体価格がでてきます。総額15億ルピア(約1,125万円)!
やはり、かなり高いです。日本のテスラ・モデル3のサイトを見てみると、520万円ですので、倍以上の価格です。
トコペディアでテスラを予約すると5,000万ルピア(約37.5万円)の割引が受けられ、購入から、自宅に配達まで45日で届くようです。
また、特典として、テスラを買うと、自宅の壁に充電機を無料で設置してくれます。
トコペディアを見ると、既に1人注文した方がおり、テスラを買った人がいるようです。
充電ステーション等インフラ未整備
インドネシアでは電気自動車はかなり珍しいでしょう。ハイブリッド車も珍しい位ですので、電気自動車はほとんど見ることがありません。普及しない原因は、公共の充電ステーションがないなど、まだインフラが整備されていません。
テスラ・モデル3は、1回のフル充電で、約450Km走る事ができますが、途中で充電がなくなると動かなくなる可能性があるので、自宅の近辺のみの範囲での移動しか使えないでしょう。
電気タクシーを導入の動き
インドネシア最大のタクシー会社ブルーバードが数十台のバッテリー駆動車(うち4台はテスラ)を車両に追加しました。ジャカルタ・スカルノハッタ空港のターミナル3のタクシー乗り場に数台止まっていますので、ジャカルタ市内まで電気自動車に乗ることも可能です。
バッテリー工場建設予定
インドネシア政府は電気自動車生産の成長を推進し続けているため、テスラはインドネシアの中部ジャワにバッテリー生産工場を建設計画しているとの報道があります。テスラも東南アジアでの電気自動車の普及に積極的になっているようです。
インドネシアでも電気自動車推進
政府は、インドネシアで生産されるすべての自動車の20%を2025年までに電気自動車にすることを目標としています。トヨタインドネシアも2023年にはEV車を発売すると発表しています。
ジャカルタ等大都市では、自動車やバイクによる排気ガスによる大気汚染が深刻ですので、世界のCo2削減に向けた動きに追随することになりそうです。今後インドネシアでも電気自動車が普及し大気汚染が少しでも解消できることを期待したいです。