初のメキシコ。太平洋をノンストップで越えてメキシコまで行くとは、何年か前は想像もできませんでしたが、飛行機の最新エンジン技術の進歩が実現させてくれます。
成田発が、16時45分発、メキシコシティ到着が、同日15:30着 12時間45分の飛行時間となります。日本とメキシコの時差が14時間あって、不思議な感覚ですが、飛んでいる間もずっと、16時の時間とともに飛行していく事がわかります。途中日付変更線を通るので、厳密には違うのですが、なんとなく時間が止まっている感覚です。
1978年にヒットした矢沢永吉の”時間よ止まれ”のフレーズを口ずさみながら、
罪なやつさ Ah PACIFC ~
絶対違うとは思いながら、矢沢さんが太平洋路線を乗りながら歌う姿を想像してしまいました。
冷えたジンではありませんが、冷えたシャンパンを片手に、久しぶりの国際線を堪能します。
太平洋路線の行きはいつも時差ボケで悩まされるので、今回はコロナもあるし、絶対に体調を崩さないと決めたので、映画も音楽も聞かず、ひたすら寝る事を選択。
心地よい揺れの中、気がついた時には、あっという間にメキシコ国内上空まできており、到着1時間30分前まで熟睡していました。
飛行も順調で、定刻より少し早くメキシコシティに到着。寝ているうちに到着した感じで、体調は万全飛行機を降りる事ができました。
コロナ感染で空港内が一番危険との情報があったので、N95マスクを装着して飛行機から空港内に移動しました。
同じ時間に到着した、他国からの国際線もなく、メキシコ入国審査もガラガラでした。
事前にWEBで健康チェックする必要があるので、質問に答えたQRコードを印刷した紙を提出する必要があります。提出したら直ぐにスランプを押してもらい、あっけなく入国。
荷物検査もスルーで、検査出口で社長令嬢が我々を待っていてくれました。空港内もこれだけ、人がいなければ、コロナも全く問題ないような感じでした。
事前には、聞いていたのですが、メキシコシティは非常に犯罪も多く、治安も悪いのです。日本人は平和ボケしてなかなか気が付きませんが、スリ、ひったくり、暴行などよくある話
で、外国人はお金を持っているとの認識で、どこから狙われるかわからないそうです。今回社長令嬢が迎えに来ることもありますが、3名のボディガードが我々の身を守ってくれるそうです。
足早に、駐車場に行くと、ひときわ大きい車が2台あります。
車名は、シボレー サバーバンという、アメリカのシークレットサービスが大統領の警護に使用する防弾仕様の車でした。大統領警護様の防弾装甲仕様がレベル7らしいのですが、少し劣るレベル5との説明でした。ドアもものすごく重く、重量感たっぷりです。車内はとても広く、6人のってもかなり余裕でした。
メキシコシティから、サンミゲル・デ・アジェンデまで約270Km 3時間半かけて移動します。