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スラウェシ島の最南端0Kmポストで夕陽を堪能

スラヤール島からフェリーでビラに戻ってきました。離島から無事にスラウェシ本島に帰還できたことに少し安心しました。フェリーでの穏やかな旅の後、ビラの港に到着すると、ホッとした気持ちが広がりました。今回の宿泊先は、ビラの断崖にあるWOYWOY Paradiseです。ビラの港から車でわずか5分ほどで到着しました。

ビラへの帰還と宿泊先

WOYWOY Paradiseは、2018年に開業したリゾートで、ギリシャのサントリーニ島を彷彿とさせる白と青の壁が特徴です。リゾート全体が手作り感に溢れており、訪れる者に特別なリゾート体験を提供します。階段状に配置された部屋のバルコニーからは、青い海が一望でき、その眺めは息をのむほど美しいです。

海から吹く季節風が心地よく、リラックスした時間を過ごすことができます。

各部屋は異なるテーマで装飾されており、訪れる度に新たな発見があるのも魅力の一つです。インスタ映えするスポットも多く、写真を撮るのが楽しくなるリゾートです。

ゼロポイントブルクンバへの散策

まだ日の入りまで時間があったため、散策を兼ねてスラウェシ島の南端にある「ティティク・ノル(Titik Nol)」へ行くことにしました。この場所はインドネシア語で「ゼロキロメートルのポイント」を意味し、南スラウェシ州の観光名所としても知られています。

ビラ港が見える東側の崖から、ゼロポイントまでのアクセスはタンジュンビラの森林地帯を通り抜ける道となります。途中、岩だらけの地面に生い茂る森や茂みをたどる必要がありますが、その先に広がる景色は格別です。

ゼロポイントブルクンバは、ブルクンバ県のタンジュンビラビーチエリアに位置しており、観光スポットとして人気を集めています。南スラウェシ州政府は、この場所を観光地として整備し、美化プロジェクトを進めて観光客を誘致しています。

この場所は、西風と東風、フローレス海とマカッサル海峡からの海流の合流点にあり、エキゾチックな景色を楽しむことができます。ゼロポイントブルクンバは海抜50メートルの高さに位置しており、訪れる人々に素晴らしい眺望を提供します。崖の上から見下ろす海と空のパノラマビューは圧巻で、その美しさに心を奪われました。崖の下に降りるためのカラフルな階段を設け、この階段は観光スポットの名物となっています。

ゼロポイントブルクンバは、タンジュンビラの南端に位置しており、0キロマーカーは鋼板で作られた円形のものが地面に埋め込まれています。このマーカーは直径約10センチメートルで、色は茶色がかっています。岬の先端には海が広がり、そこから見える景色はまさに絶景です。

マーカーの横には、ブルクンバ県政府のロゴとブルクンバ観光のロゴが記されたピニシボートの形をした記念碑が建てられています。

さらに、簡素な屋根がかぶせられた墓石もあり、これはかつてビラにあった宗教上の人物が眠る場所の象徴として地元住民によって作られたものです。この場所は地元コミュニティの信仰の誓いや儀式を行う場所として使用されています。

素晴らしい夕陽の体験

ゼロポイントブルクンバでの夕陽を見るために、ゆっくりと時間を過ごしました。周囲の木陰で涼みながら、海風に吹かれてリラックスする時間は格別です。観光客は、崖の上から見下ろす海やビーチを背景に写真を撮ることができます。

夕陽が少し雲に隠れてしまったものの、ゼロポイントからの景色は依然として素晴らしく、感動的な瞬間を味わうことができました。海と空が一体となり、刻々と変わる色彩に心を奪われました。太陽が水平線に沈む瞬間、空と海がオレンジ色に染まり、まるで絵画のような美しさでした。ゼロポイントブルクンバでの夕陽は、この旅の最後を締めくくるにふさわしい、感動的な体験となりました。

この場所は、ただ美しい景色を眺めるだけでなく、自然の偉大さと地元の文化を感じることができる特別な場所です。ビラに戻る道すがら、スラウェシ島の自然の豊かさとその美しさを再確認し、この旅がもたらした多くの感動と出会いに思いを馳せました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。