【インドネシア渡航】スマラン市内をトランススマラン(BRT)で移動!

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マカッサルからスマランまでのフライトが定刻で運行してくれたので、一度乗ってみたかったトランススマランで市内を移動することにしました。乗ってみて意外と便利な面もありましたが、初めての利用だととにかく複雑で判りづらいという印象です。スマランの路線図を見ても地元の人以外はまったく理解できないところですが、今回スマラン・アフマドヤニ空港から、テルボヨ(Terboyo)バスターミナルまでBRTで移動してみたいと思います。

トランススマラン

スマラン市内を走るバスはトランススマラン(Trans Semarang)またはBRTと呼ばれています。BRTは、交通渋滞の緩和のためにスマラン市内を網羅するため1番から8番の本系統路線と、フィーダーと呼ばれる4つの路線で運行されています。

https://transsemarang.semarangkota.go.id/

本線の運航本数は15分毎に定時運行されているので、時刻表がなくても待たずにBRTに乗ることができるのが特徴です。料金は大人が3,500ルピア(約30円)と激安なうえ、系統別に乗り換えしても追加料金がかからないで移動できるという優れものです。

アフマドヤニ国際空港にて

空港の出口を降りると、旅行者のような恰好の人にめがけてタクシーの呼び込み攻勢が始まります。GRABのようなオンラインタクシーは呼べない空港のようで、基本は交渉となるようです。交渉事はきらいではないのですが、初めての利用だと空港から市内までの料金相場がわからなく、ぼったくりも横行しているのでなるべく明朗会計のものを利用したいところです。

今回は、バスを利用すると決めているので、タクシーの呼び込みを振り切って、バス乗り場を探します。

空港のタクシー乗り場からちょっと行ったはずれの方に小屋の様なものが見えるのが、トランススマラン(BRT)の乗り場となります。入口でバス料金3,500ルピアを支払って、切符をもらいます。

これで最終地点まで行けるとのことでした。

空調の効いたきれいなバス乗り場で、5分ほど待つと青いバスがやってきました。

トランススマランのバスの旅の出発です。

PRPPでオンラインタクシーが呼べる!

空港バス乗り場で乗ったバスは、空港連絡橋を通って5分ほどで最初のバス停であるPRPPに到着します。

PRPPがなんの略なのかわかりませんが、PRPPと呼ぶそうです。ここでまず1回目のバスが終了です。

全ての乗客がこのPRPPで降りることになり別のバスに乗り換えしていきます。今回はバスの乗り換えをして市内にいきますが、PRPPは空港の外になりますのでGRABのようなオンラインタクシーを呼ぶことができます。しかも空港からタクシーで乗るよりも断然安い価格設定になるらしく、一旦バスに乗る手間がありますが、安く目的地までタクシーで行くことが可能となります。これは良い事を聞いたので次回からはPRPPまで3,500ルピアでバス利用も良いと思います。

女性専用席

PRPPにはすでに系統5番の赤いバスが停まっているため、乗り換えします。一番後ろの座席が空いていたので、座ろうとしたら中央から後方席は女性専用だよと言われ、前方に移動してきました。

確かに良く見るとそう書いてありますが、こんな小さいバスでも男女を分けているのは先進的だと思いました。

バスの中には、運転手の他に車掌が乗っていて、バスの乗車券の販売をしたり、乗客の乗り降りの手伝いをしています。車掌に再度乗り換えポイントを紙に書いてもらい、確認をします。テルボヨ(Terboyo)バスターミナルまでは、あと2回乗り換えする必要があり、乗り換えバス停が来たら声をかけてもらうことにしました。すごく親切です。

10分ほどで次の乗り換え地点であるカランアユ(Karangayu)バス停に到着となりました。ここから系統1番のバスの乗り換えるようです。

連続乗り換え

地元の人たちに囲まれながら、バス停のベンチで待っているとバス停では、係員がいて運航チェックをしているようです。係員に聞くとイマンボンジョー(Iman Bonjor)まで行って乗り換えと聞いて再確認します。

乗車する系統1番のバスが到着しました。また10分位ゆられるとスマランの中心部までやってきたことがわかります。

ほどなくイマンボンジョーバス停に到着しました。このバス停は色々な方面行きのバスの乗り換え中継地点になっていて多くの行先が書いてあります。ようやくテルボヨ(Terboyo)の文字を発見して、乗り換え間違いがないことを確認しました。次は系統2番のバスに乗ると最終地点まで行けるようです。ほとんど待つことなく、次のバスが到着となりました。

テルボヨ到着

途中スマランの鉄道駅などを経由しながら、市内の外れの方にやってきました。国道1号線に入りしばらくいくと、テルボヨに到着です。

全ての乗客がバスを降りることになります。目の前に大きなモスクがあるのが特徴ですが、国道の途中で降ろされた感じでバスターミナルとは程遠い感じです。

先ほど乗ったバスは全ての乗客を降ろしたあと、ちょっと行った先を左に曲がっていきます。

バスターミナルの場所がグーグルマップを見てもよくわからなかったので地元の人に聞くと、この先を左に曲がって500mほど先にあると教えてもらいました。

工業団地のような殺風景な道路を歩いていくと、バスターミナルに到着となりました。

先ほど乗ってきたバスもバスターミナルに停車しています。どうして手前で降ろされたのか不明ですが、空港から1時間あまりでバスターミナルまで来ることができました。

市内移動が激安

空港から郊外までのバス料金が3,500ルピアだけという、市内が激安で移動できるのはスマランならではではないでしょうか。高頻度で運行されているので、そんなに待たずに乗れるのがすばらしいです。ただ、系統が複雑なので違う方面に行ってしまう可能性があるので、グーグルマップを見ながら降りるバス停を見定める必要があります。車掌さんも乗っているので、聞いた方が間違えないですし親切に教えてくれます。市内観光でも使用できそうなので、スマラン訪問した際にはトランススマラン(BRT)を使ってみてはいかがでしょうか。

 

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