バリ旅!ウブド王宮でレゴンダンスを鑑賞!

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バリ島の文化と芸術の中心地であるウブドは、訪れる者に多くの魅力を提供します。その中でも特に注目すべきは、ウブド王宮で毎晩行われる伝統的なレゴンダンスの公演です。レゴンダンスはバリ島の豊かな文化遺産を象徴する舞踊で、美しい衣装、繊細な動き、そしてガムラン音楽の生演奏が特徴です。今回は、そんなレゴンダンスの魅力と、ウブド王宮での公演についてご紹介します。

ウブド王宮でのレゴンダンス

ウブド王宮(サレン・アグン宮殿)では、日替わりでレゴンダンスの公演が行われています。レゴンダンスはバリ島の文化を代表する舞踊で、その美しさと技術の高さから観光客に非常に人気があります。この公演は、歴史的な王宮の中庭で行われ、19時30頃にスタートします。公演は約1時間です。レゴンダンスは、バリ島の伝統的な舞踊の一つで、特に女性ダンサーによって演じられます。この舞踊は、複雑な振り付けと華麗な衣装が特徴で、ガムラン音楽に合わせて踊られます。ガムランの迫力ある音色と、眩しいほどの華やかな衣装が、王宮の夜の雰囲気に調和し、観客を魅了します。

レゴンダンスの特徴

レゴンダンスの起源は、18世紀にバリの王、I Dewa Agung Made Karnaが瞑想中に天の踊り子たちが踊る幻影を見たことに由来すると伝えられています。この幻影の美しい音楽と踊りを村人たちに教えたことで、レゴンダンスが生まれました。また、何世紀も前にジャワから持ち込まれた9つの神聖な仮面に由来するとも言われています。

通常、2人の若い女性ダンサーが主役を務めます。彼らは同じ衣装を着て、ほぼ同じ動きを同時に行います。また、コンドン(condong)と呼ばれる侍女役のダンサーが登場し、物語の舞台設定を行います。

ダンサーたちは金色の華やかな衣装と大きな花の形をした頭飾りを身につけます。衣装は細かい刺繍や装飾が施されており、非常に華やかで美しいものです。ダンサーたちの衣装は、舞台上での存在感を一層引き立てます。

ガムランと呼ばれるバリの伝統的な楽器アンサンブルが生演奏を行います。ガムラン音楽は、バリ島の宗教儀式や舞踊の伴奏として欠かせないもので、その迫力ある音色がレゴンダンスの舞台を一層引き立てます。

指先の繊細な動き、複雑な足さばき、表情豊かな顔の表現が特徴です。ダンサーたちは、緻密に計算された動きを通じて物語を表現します。特に、指先の動きや目の動きが重要で、これによって感情や物語の進行を伝えます。

ウブド王宮でのレゴンダンス公演は、バリ島の文化と歴史を感じることができる貴重な体験です。観光客にとっては、バリ島訪問のハイライトとなることでしょう。ウブドの静かな夜、歴史的な王宮で繰り広げられる伝統的な舞踊は、まるで時間が止まったかのような感覚を味わわせてくれます。

公演の詳細

公演時間:毎晩19:30から

入場料:Rp.100,000(約1,000円)

会場:ウブド王宮(雨天時は隣の屋内会場)

チケット購入:会場前や道に立っているチケット売りのスタッフから購入可能です。今回は、昼の12時過ぎに購入することができました。

良い席を確保するために、早めに会場に到着することをお勧めします。今回は開演30分前に到着しましたが、椅子席はすべて埋まってしまっていました。しかし正面の赤い絨毯席が運良く空いていたので、正面の近い場所から演者の近くで鑑賞することができました。

再入場の際にチケットが必要となるため、購入したチケットは大事に保管しておきましょう。

雨の多い時期には、会場がウブド王宮向かい側の屋内に変更されることがあります。屋内でも感動的な公演が楽しめるそうです。

まとめ

ウブド王宮でのレゴンダンスは、バリ島の文化と歴史を感じることができる貴重な体験です。華麗な衣装に身を包んだダンサーたちの優雅な動きと、ガムランの生演奏が織りなす美しい舞台は、観る者を魅了します。ウブドを訪れる際には、ぜひレゴンダンスの公演を鑑賞し、その独特の魅力を体感してみてください。

 

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