インドネシアに居住する日本人向けに無料ワクチン接種が開始されました。ワクチン接種は事前予約も不要とのことですので、陸路でジャカルタまで行くことが可能であれば接種可能となりました。
北ジャカルタ・タンジュンプリオク港湾検疫所となります。
Kantor Kesehatan Pelabuhan (KPP) Tanjung Priok
住所:Jl. Nusantara No.2, Pelabuhan, Tanjung Priok, Jakarta Utara, DKI Jakarta,14430
電話番号:(021) 43931045
日本政府が承認している事で、接種可能ワクチンは、アストラゼネカ製かファイザー製とのことです。どちらのワクチン接種ができるのかは、在庫次第とのことになります。
ファイザー製の場合は、18歳未満の方も接種可能です。
アストラゼネカ製は、18歳以下の接種の承認はまだのようです。
平日の8時から14時30分まで受付しています。
事前予約不要のため、直接会場まで訪問してくださいとのことです。
・予診票(事前にダウンロードして記入してください)
https://www.id.emb-japan.go.jp/monshinhyou.pdf
・パスポート、KITAS・KITAPコピー
・住所証明書SKTTコピー(あれば)
事前にプドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)アプリをダンロードしておいてください。
当日ワクチン接種カードが配布されますので、氏名やワクチン接種記録(接種日、ワクチンの種類、ロット番号)を確認しておく必要があります。後日、プドゥリリンドゥンギ上にデジタルワクチン証明書として発行されます。
住民登録番号(NIK)がないと、プドゥリリンドゥンギのデジタルワクチン証明書として発行されない状態でしたが、パスポート番号で登録できる方法があります。
外国で接種した場合のケースと同様の取り扱いとなりますので、詳しくはこちらの記事を参考に登録してみてください。デジタル証明書発行には通常よりも時間がかかる見込みです。
今の所、ジャカルタでの接種開始となりましたが、ジャワ島内を陸路で移動できる方のみが対象となっています。ワクチン接種していない人は飛行機に搭乗できないからです。
今後、ジャワ島以外の地方の保健省でもワクチン接種可能となる可能性があります。
中国製ワクチン接種にためらっていた方も、日本に帰国なしでファイザー製やアストラゼネカ製ワクチン接種ができる可能性が高まってきています。もう少しの辛抱かもしれません。
ジャカルタまで陸路で移動できる方は、希望すれば、平日であればいつでも接種できますので、利用してみてはいかがでしょうか。