インドネシアのマカッサルで中国製シノバックワクチンを打ちました!まさかこんな展開が待っているとは思いもしませんでしたが、無事接種することができました。本当は、日本に帰国してワクチン接種する予定でしたが、やむなくというか、インドネシア!テリマカシ!です。本日は、マカッサルでのワクチン接種についてお話します。
インドネシア国内にいる外国人が、国内線を利用する場合に「ワクチン接種証明書が必要」と冗談かと思うほどの急な規制強化に振り回されました。
日本に帰国する場合、マカッサルからジャカルタ乗り継ぎでもワクチン接種が必要とのお知らせに、どうしたものかと当社スタッフに相談していました。
すると、マカッサル地元の有力者の紹介で、外国人でもワクチン接種可能であるとの情報をもらいました。最初は本当にワクチン接種が可能かどうか半信半疑のまま朝8時にその有力者の元へ訪問しました。その有力者は元政府関係者であり人脈は確かであるのですが、言われるがままマカッサル保健所に向かいました。
保健所に到着すると、朝早くから大勢の人々がワクチン接種の順番を待っていました。その横を通りすぎるように、保健所の中に通されてなんと保健所長と面談!
パスポートを提示して、名前や住所、パスポート番号、電話番号等を書類に記入してもらいました。
その後、血圧測定・体温測定の後、アレルギーはないか、心臓に病気はないか・・・など問診があり書類にサインしたところで準備完了。
そのまま、なぜか保健所長と一緒に記念写真も撮影し、さすがインドネシアだなと思いつつ、そのまま接種会場に連れられていきました。
席を案内され、用意されていた中国製シノバックはこれか!と思った瞬間に、左腕に注射針が打たれ、わずか2秒で終了。あっという間の出来事でした。痛くもかゆくもなかったので本当に打ったのと思うような早業でした。
その後、ワクチン接種証明書に記載してもらい、無事終了。なんと、ワクチン接種は無料でした!日本人のために無料でワクチン打ってもらい、インドネシアに感謝です!
本日の在インドネシア大使館からのメールでは、1回のワクチン接種で移動可能とのことですので、ワクチン接種証明書で国内線飛行機に乗ることが可能です。
インドネシア国内滞在中の外国人が、インドネシア国内での移動を伴う国外移動を行う場合は、1回目のワクチン接種証明書の提示が必要とされています。
さらに、国内線を乗り継ぎ、日本行きなどの国際線に乗る場合はワクチン接種1回で帰国が可能です。
ちなみにジャカルタ在住でジャカルタから直接国際線で帰国する場合は、ワクチン接種なくとも搭乗できるそうです。
とはいえ、インドネシアのジャカルタ以外の地方に住む、日本人が帰国する場合はほとんどが国内線を利用する必要がありますので、ワクチン1回接種が必要であることが帰国の障害となっているのは事実で、在インドネシア大使館も見直しをインドネシア政府に求めているようです。
思いがけずのワクチン接種で国内線搭乗できますので、マカッサルからの移動は可能とはなりましたが、2回目のワクチンをどうするかの問題があります。
このまま帰国すると、日本で仮にファイザーワクチンを打った場合、中国製シノバックと米国製ファイザーの混合となってしまい不安がよぎります。自分の体内で米中ワクチン防衛戦争しても仕方がありません。
このまま、インドネシアで2回目のシノバックを打ち全身中国ワクチンで防衛するのか悩みどころです。いずれにしても数日中に結論を発表します!