外国人の国内から海外への移動に関して、国際線への乗継ぎのための国内線による移動、親が同伴する12才未満の子どもの入国及び国内線による移動には、ワクチン接種証明書の提示は不要となりました。
これにより、ジャカルタ以外のインドネシアの地方からの帰国でワクチンを打たなくても移動が可能となります。
先週の発表から1週間経ってのインドネシア政府の規制緩和ですが、移動したくてもできなかった日本人駐在員や出張者の一時帰国が進むこととなりそうです。
今回変更となったのは、外国人がワクチンを接種していない状態でも、出国を目的として国際線乗継ぎのために国内線で移動する場合はワクチン接種証明書の提示は不要となったことです。地方空港にて、乗り継ぎの航空券を係員に見せる必要があるとのことです。
乗り継ぎの際は、乗り継ぎ空港にて空港の外には出てはいけないと注意書きがなされています。
1週間前に発表された、国内移動にもワクチン接種が必要との通達が1週間で緩和された形となります。日本政府もインドネシア政府側に、これでは日本に一時帰国できないではないかと抗議していたようでしたが、おそらく日本以外の諸外国からも同様の反発があったようで、今回の規制の緩和につながりました。
国際線乗り継ぎの国内線にもワクチン接種必要と言われても、だれが見てもおかしいと思うのですが、これがインドネシアらしいところでもあります。
一時滞在許可(KITAS)/定住許可(KITAP)を持たない外国人であっても、インドネシア国内でワクチン接種が可能となりました。ほとんどが中国製のワクチンですが、インドネシア国内で2回接種してから帰国することもできるようになるようです。
パスポートの原本を係員に提示するだけで、国営企業・地方公営企業が提供する会場や保健省指定の会場において、ゴトンロヨン・ワクチンプログラムによるワクチン接種を受けることができるようになるそうです。
今回は運よくマカッサル保健局のはからいで、渡航中にワクチンを接種することもできましたが、正式に発表された事になります。
インドネシアでの感染が止まらない状況で、退避への動きも多くなってきています。本来であれば、このまま滞在して様子をみたいところではありますが、当地マカッサルも段々に厳しくなってきていて、本日も夕陽を見るためロサリビーチにいたところ、18時過ぎると自宅へ帰れと注意されてしまいました。レストランも17時までの営業ですので、ホテルに滞在する時間が伸びてきています。
いよいよ明日、ジャカルタに移動してインドネシアから出国します。日本到着後も10日間の強制隔離、4日間の自宅での自主隔離が続きますが、日本に持ち込み迷惑をかけるわけにはいきませんので特段の感染防止の注意しながら帰国したいと思います。