ジップエアに乗って成田空港に到着しました。初めて『ビジット・ジャパン・ウェブ(Visit Japan Web)』を使用しての日本入国となります。ほぼノンストップで入国することができましたが、入国までの様子をお伝えしたいと思います。
シンガポールから夜間飛行してきて約7時間かけて朝8時前に成田空港ターミナル1に到着しました。冬晴れの透き通った青空を見ると、日本は空気が綺麗だなと感じる一方、インドネシアやシンガポールから20℃以上気温が下がる極寒の地に戻ってきました。手荷物のカバンの中からダウンジャケットを機内で着込んで寒さ対策をしてから飛行機を降機の準備を始めます。一番後方の座席なので、ゆっくり準備しながら前方席の乗客がほとんどいなくなってから飛行機を降りることにしました。
朝日にジップエアの機体が輝いています。
ここからスタッフの誘導にそってこれから検疫及び入国審査となるのですが、『Visit Japan Web』の画面を用意してくださいと書かれた矢印にそって、通路を一列に並んで審査会場に向かうことになります。
所々にスタッフが、画面を用意してくださいと呼びかけています。
事前にQRコードをスクリーンショットしてあるので、画面を見せながら歩いていきます。審査会場では、スタッフの方に 『Visit Japan Web』 でワクチン3回接種証明書が承認されていることを示す青い画面のQRコードをかざして、パスポートを確認するだけで終了です。
最後に「こちらを持って進んでください」と「健康カード(Health Card)」と書かれた一枚の紙を手渡しされます。Visit Japan Webで、全てデジタルで完結するのかと思いきや一気にアナログの紙が渡されるという昭和の日本らしさを感じます。一部の外国人などは、到着してからVisit Japan Webを入力している人やスタッフの助けをもらいながら入力している方もいます。他の国であれば、入力は自分で調べて入力してと、突っ返される場面も、成田空港では多くのスタッフが用意されていて、手とり教えてくれる「おもてなしの国日本」を感じます。
「健康カード」を見せながら検疫を通過し、イミグレーションも機械でパスポートと顔をスキャンして入国となりました。ここまでかかった時間は、およそ10分で途中通路をほとんど歩いただけで、ほぼノンストップで荷物受け取り所までやってくることができました。
まだ預け荷物がレーンに出てくる前に来ることができましたので、検疫の手続きはほぼ無いに等しい位スムーズでした。
預け荷物が来たら、Visit Japan Webでは税関検査の部分も事前に登録することができるので、税関の機械にスキャンしてこちらも1分かからずに終了して到着ロビーに出ることができました。
Visit Japan Webを使っての初めての入国ですが、以前の「My SOS」を使った入国とほぼ変わらず検疫申告ができました。税関申告も含めてWEBでの入力になったおかげで、入国まではストレスなく、コロナ前と変わらないかつてないスピードで入国が可能でした。日本の受け入れ体制も整ってきて、海外旅行のハードルは確実に下がってきています。スムーズな入国のためにも事前に『Visit Japan Web』は必要不可欠ということだけは確かなようです。