インドネシアに商談(商用)の目的での到着ビザ(VOA)が解禁となりました。今までは観光目的でないと到着ビザでの入国ができませんでしたが、9月15日以降は商用等が追加となりました。インドネシアにビジネスで渡航がしやすくなります。
9月14日にインドネシア入国管理総局の発表によりますと、インドネシアに入国する際に到着空港で購入する到着ビザ(VOA)での訪問目的に商用等が追加されたことが発表されました。この発表を受けて9月15日以降は到着ビザでビジネス渡航が可能になりました。
これまでは、到着ビザは観光目的だけしか認めておらず、ビジネス目的の場合は、シングルビザの工場訪問できないB211Aや工場訪問も可能なB211Bなどを取得する必要がありました。シングルビザ取得には、申請書、招聘状など数多くの書類を集める必要があり、ビザ取得代行業者への手数料の支払いなど多額の費用や多くの時間が必要です。
到着ビザ(VOA)で、商用目的で30日以内の滞在でしたら、空港で500,000ルピアの支払いだけで入国が可能となります。
商用でのインドネシア訪問目的は次の通りです。
を指すとのことです。
到着ビザ(VOA)で入国した場合でも、商談や商品購入で工場内に立ち入ることはできませんので注意をしてください。あくまでも、オフィス内などに限るとされています。
などのインドネシアの国際線が就航している15の空港となります。
その他バタム島、ビンタン島などの35の海港やカリマンタン島などの7箇所の陸路国境などで発行されるそうでう。
パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あること
帰りの航空券が発行されていること(他国へのトランジット可能)
到着ビザの発行条件は難しくないので、ジャカルタやバリ行の飛行機に乗って到着ビザの料金さえ支払いすれば入国できます。
到着ビザで商用が解禁になったおかげで、往来が活発化しインドネシアにも訪問しやすくなります。新型コロナ感染も落ち着いていますので、インドネシアにビジネスで来る方が増えています。今後インドネシアでビジネスしたい方は到着ビザで訪問検討されてはいかがでしょうか。