インドネシア政府は、インドネシア入国の際に到着空港で取得する到着ビザ(VOA)をジャカルタとスラバヤで再開する方針ということです。開始時期は未定としながらも、到着ビザでジャカルタから入国可能になるまではもうすぐです。
インドネシアのルフット調整相(海事・投資担当)は3月14日、外国人観光客がインドネシア入国時に到着空港で取得する到着ビザ(VOA)の発給をジャカルタ空港とスラバヤ空港で再開する方針を明らかにしました。すでに3月8日からはバリ空港で到着ビザでの入国が可能となっています。
到着ビザ(VOA)は、事前にインドネシア入国の際に査証を入手する必要がなく、到着空港で50万ルピア(約4,000円)を支払うことで入国が可能となっています。ビジネス観光目的でも到着ビザの料金を支払うだけで30日間の滞在が可能ですので、短期の出張や観光も増えていくことが期待されています。
バリ島ではすでに1日500名程度が到着ビザで入国していて、活気が戻ってきているということです。
ANAは6月30日までの運航スケジュールを発表して、成田とジャカルタを結ぶ直行便(NH835、HN836)を3月27日から毎日運航すると発表しました。毎日運航は2年振りとのことです。羽田とジャカルタを結ぶ直行便(NH855、NH856)は火曜、木曜、日曜発の週3便となるようです。
3月14日の新型コロナウイルスの新規感染者は、9,629人と発表され、1月29日以来、ようやく1万件を下回ることになりました。街中でも活動制限は行われているものの、観光地も人出も多くなってきていて、普段通りの生活に戻ってきている感じです。
インドネシアでは4月はラマダンの時期に入ってきますので、訪問するには良い時期とはなりませんが、5月以降のレバラン後は乾期となり天候も良くなりますので、インドネシアに旅行計画を立ててはいかがでしょうか。