クタに宿泊していて、そろそろ夕食を食べようとお店探しをしていたところ、ホテルのすぐそばにあるインドネシア料理のお店を発見しました。お店の名前通り「新鮮な料理」を堪能!実はクタの名店だったと気が付き、お気に入りのお店になりました。
クタの街は、何度か訪問していて毎回色々なところに食べに行くのですが、観光客価格で味はいまいちといったお店も多く、実はあまり良い印象がありません。しかも本日の夕食はひとりなので、誰にも気兼ねなく良さそうなお店を探して、ふらっと軽く飲んで食べてホテルでゆっくりするつもりでした。
ぐるっとクタ周辺を歩いていて、なかなかお店を決めることができず、再度ホテルの近くまで戻ってきて、ホテル前のお店で軽く飲んで行こうかと諦めかけたら、ワルン・セガールという看板を見つけました。ワルン(Warung)セガール(Segar)は「新鮮な屋台」という意味で、セガールがSegarrr…と「新鮮だよ・・・・!」と言わんばかりのネーミングに誘われてお店に入ることにしました。
インドネシア・チャイニーズ料理のお店と書いてある通りなので、お店の看板には、ナシゴレンやミーゴレン、チャプチャイなどのメニューの写真が飾ってあります。一瞬ハラル料理屋で、ビールが無いのかと思ったのですが、ここはバリなので、マカッサルのようなビールが無いなんて事はありません。
まずビンタンビールを注文。キリッと冷えたビールにお店オリジナルのスタビーホルダー(保冷カバー)がかかっていて、ちゃんとグラスも冷えています。ビールがぬるくならず、水滴で手が濡れないように出してくれるなんて最高の気分です。料理を待っている間、お店の周りには、たくさんの写真が飾ってあり有名な方も訪れているお店であることがわかります。
ビールを待ちながら、置かれた調味料セットの中に、きゅうりの漬物があったので、ひとくち食べて見ると、インドネシア風ピクルスの「アチャール(acar)」でした。ちょっと甘いのですが、意外とビールに合うので好きな漬物です。
今回注文したのは、ミーゴレンと、イカのカラマリ(フリット)です。ミーゴレンは、フェットチーネ並の太さの麺が大量に盛られています。甘辛のソースがどこか懐かしい焼きそばの味で、食べては安心する家庭の味付けのミーゴレンでした。
イカのカラマリは、皮をきっちり向いた柔らかいヤリイカを、ふんわりとした衣をつけて揚げてあり、最高のフライの味です。
1皿が2人前位あるボリューム感たっぷりで、2品では少ないかなと思ったのですが、すでにお腹いっぱいになってしまいました。お会計は、ビール大瓶1本、ミーゴレン、カラマリの3品で13万ルピア(約1,200円)と聞いて、安すぎでしょ!とレシートを2度見してしてしまいました。安いので現金で支払いしましたが、カード払いだと手数料がかかるそうです。
後でお店の口コミなどを確認したところ、クタでは安くておいしいインドネシア料理が食べられるお店としてかなり高評価でした。何度も通っていますとの意見も多くクタの名店だったようです。1皿の量が多いので、1人で食べるのではなく、何人かでシェアしながら次回クタに来た時もぜひ再訪したいお店でした!満足してホテルに帰りたいと思います。