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インドネシア高速鉄道に乗ってみた①ジャカルタ郊外のハリム駅で起こったトラブル!

2024年元旦にジャカルタを訪れ、以前から気になっていた首都ジャカルタとバンドンを結ぶ約140kmのインドネシア初の高速鉄道「WHOOSH(ジャカルタ・バンドン高速鉄道)」に乗車するチャンスがついに訪れました。乗車するには、始発駅であるハリム駅へ行く必要がありますが、行く道中でまさかのトラブルに見舞われました。

WHOOSH(ジャカルタ・バンドン高速鉄道)

2023年10月2日に開業したこの高速鉄道は、ジャカルタとバンドン間の150キロをわずか40分で結びます。その名前は「Waktu Hemat(時間節約)」、「Operasi Optimal(最適運用)」、「Sistem Handal(信頼システム)」の頭文字から取られており、このプロジェクトはインドネシアにとって重要なものでした。開業当初は非常に人気で、希少な「プラチナチケット」となっていましたが、現在は1時間に2本の運行ペースで、チケットの入手がだいぶ容易になりました。

チケットの購入方法

急な決定で高速鉄道に乗ることになり、スカルノハッタ空港近くのホテルからハリム駅までタクシーで移動しながらチケットを購入しました。高速鉄道のチケットは駅でも購入できますが、満席になることが多いため、事前にオンラインアプリでの購入が便利です。KCICのウェブサイト(https://ticket.kcic.co.id/)で登録を試みました。アカウント登録では名前やパスポート番号の入力が必要で、途中でメールやWhatsAppでの認証が求められます。携帯アプリで登録すれば、QRコードを使ってそのまま乗車できます。

座席クラスとチケット料金

座席クラスは3種類あります。以下はハリムからテガルルアール間の大人1人あたりの料金です。

  • ファーストクラス(1-2の座席):IDR 600,000
  • ビジネスクラス(2-2の座席):IDR 450,000
  • プレミアムエコノミークラス(3-2の座席):IDR 250,000

初乗車ではどの座席も予約できたため、最高級のファーストクラスを選びました。ネットバンキングで支払い、無事にチケットを購入でき乗車するのが待ち遠しくワクワクしていました。

問題発生

バンドン(テガルアル)までのチケットを入手後、アプリで帰りの列車を調べると、なんと最終列車まで満席でした。往復ではなく片道で決済したのが間違いでした。翌日早朝の日本行きのフライトがあるため、本日中にスカルノハッタ空港のホテルに戻る必要がありました。バンドンからジャカルタへの帰り道をどうするか考えなければなりませんでした。タクシーは順調に15時過ぎにハリム駅に到着しました。予約した15時35分発の高速鉄道に乗ってしまうとバンドンで足止めされる可能性があったので、そのままハリム駅から高速鉄道に乗らずにホテルに引き返す選択肢もありました。しかし、楽しみにしていたので、とてももったいない気持ちでいっぱいでした。だが、帰りが地獄になることが予想されます。バンドンからジャカルタまで最悪タクシーで移動も考えないといけないと思うと出発時間まで15分で決断しないといけません。

在来線特急列車

最後の手段として、バンドンからジャカルタ行きの在来線特急列車の時刻を調べたところ、バンドン駅18時50分発のジャカルタ・ガンビル駅行きの特急があり、トラベロカで検索したところ、わずかでしたが空席がありました。すぐに予約して、帰りのチケットを確保することができました。ガンビル駅到着は21時30分で、駅からタクシーでホテルまで30分程度で戻れる計算なので、なんとかスカルノハッタ空港まで戻ってこれそうです。これで、晴れて高速鉄道に乗車できることになりました。ヒヤリとした経験でしたが、往復チケットを確保できたので、早速ハリム駅の中へと入ります。

次回は、高速鉄道乗車の様子をお伝えします。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。