東ヌサ・トゥンガラ州フローレス島最大の街であるマウメレでの仕事を終え、マカッサルまでウイングスエアで戻りたいと思います。スライヤール島からマカッサル到着までプロペラ機からの絶景をお楽しみください。
スライヤール島はスラウェシ島南部の端にある南北に細長く伸びた島です。スライヤールの名前の由来は、14世紀に香辛料を求めた商人たちが出港の良い季節を待つ間立ち寄ったという島だったので「商業活動=セーリング」から、または多くの帆船が停泊していたことから、「1つの帆」を意味するとも言われています。スライヤール諸島は130の島があるとされていて、ユネスコ世界遺産に登録されているタカボネラテの環礁が有名です。
マカッサル行のプロペラ機は、スライヤール上空に差し掛かりました。島の中央には険しい山がそびえているため、青空の中、雲が覆いかぶさっているためすぐに島だとわかりました。この時期は東から西に向かって季節風が流れているので東側に雲がかかっています。西側にスライヤール島の一番大きい街であるベンテンが見えました。
ベンテンにはアロエパラ空港があり、マカッサルから飛行機で来ることも可能です。ちょうど空港の上空に差し掛かっていて良く見えます。
スライヤール島を過ぎると、スラウェシ島が近づいてきました。
南部にそびえ立つロンボバッタン山がよく見えます。標高2,800mありますので、ひときわ大きく見ることができます。
マカッサル市民の水瓶であるビリビリダムの湖が見えてくると着陸体制となります。
夕方の太陽光線が良く、マカッサルの市内が良く見えます。飛行機の影と競争しながら着陸となりました。
マウメレから1時間10分のフライトでマカッサルに到着となりました。フライト中は天候も良くほとんど揺れがなく終始快適でした。滑走路から駐機場に移動し、ターミナルまではバスでの移動となります。夕方17時になりましたので、夕陽が機体に照りつけています。
飛行機からの景色を十分に堪能できたので大満足です。
このような気持ちの良いフライトはそう何回もあるのもではないので、貴重なフライト体験となりました。