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ウィングスエアで帰還!バウバウからマカッサルへのドキドキの帰路

バウバウでの滞在を終え、いよいよマカッサルに戻る時がやってきました。この南東スラウェシでの旅は、自然豊かなワンギワンギ島での思い出や、バウバウでの心温まる交流など、忘れられない体験が詰まっていました。しかし、帰りのフライトはウィングスエアのIW1315便。この便は欠航や遅延が多いことで有名で、無事に帰れるかどうかは最後まで不安が尽きません。予定通り出発できるのか、旅の締めくくりとなる帰路はどうなるのでしょうか。

不安なスタート!ウィングスエアIW1315便の行方

帰路のフライトはウィングスエアのIW1315便で、出発予定は15時45分。この便は毎日運航されていますが、乗客が少ない場合には頻繁に欠航することで知られています。先週のフライト記録を確認すると、すでに3回も欠航しており、今回も無事に飛ぶのか不安がつきまといました。予定通りにマカッサルに戻れるのか、心配しながらの搭乗準備です。

バウバウ空港には14時30分に到着。出発の1時間前に余裕を持って到着したものの、小さな空港であるため、待合室には特に目立った施設もなく、過ごす場所が限られています。しかし、今のところ欠航の案内もなく、乗客が集まり始めていたため、運行されるだろうという安心感が少しずつ湧いてきました。

チェックインもスムーズに終了し、待合室に向かうと、掲示板にはIW1315便が予定通り運行されると表示されていました。しかし、マカッサルから到着するはずのIW1314便はまだ到着していません。フライトレーダーを確認しても、マカッサルを出発した痕跡がなく、飛行機がどこにいるのか分からないまま、不安が募ります。

長い待ち時間と遅延情報

待合室に座り、周囲の乗客たちも次第に困惑し始めました。出発予定時刻が近づいても、遅延や欠航のアナウンスはなく、ただ淡々と時間が過ぎていきます。空港のスタッフに問い合わせても、詳細な情報は得られず、待つしかありません。

何もすることがない待合室での時間は徐々に焦りを生んでいきましたが、15時を過ぎた頃、ようやくフライトレーダーに動きが見えました。マカッサルを出発するのに1時間遅れていましたが、ついに飛行機が動き出したのです。空港のアナウンスでも、IW1314便は16時12分にバウバウに到着予定と告げられ、ようやく運行中止の心配は消えました。長い待ち時間を耐えた結果、無事に帰れるという安堵感が広がりました。

遅れて到着した飛行機と最後のフライト

16時を少し過ぎた頃、バウバウ空港の滑走路にウィングスエアのATR72-600型機がプロペラ音を響かせながら降りてきました。この機体は小型ながらも、約70人の乗客を運ぶことができ、短距離路線でよく見かけます。飛行機は到着してすぐに折り返し便としてマカッサルに向かうため、私たちも急いで搭乗準備を始めます。

バウバウ空港は規模が小さいため、ボーディングブリッジがなく、ターミナルから飛行機まで徒歩で移動します。夕暮れの空を見ながら飛行機に向かうと、バウバウで過ごした日々が次々と思い返され、名残惜しい気持ちが込み上げてきましたが、飛行機に乗ると気持ちを切り替えました。

離陸は予定より1時間遅れの16時45分。飛行機がゆっくりと上昇し、ブトン島の広がる景色が窓の外に見えます。晴天で、島々やサンゴ礁が美しく広がり、南スラウェシへと飛び立つこのフライトは、旅の疲れを癒してくれるような心地よさがありました。

空から眺める夕陽と幻想的な世界

遅延したおかげで、思わぬ贈り物がありました。飛行機が上空に達する頃、太陽は地平線に近づき、青い空が徐々に赤やオレンジに染まり始めたのです。刻々と変わる空の色が、飛行機の窓から見え、まるで絵画のような光景が広がっていきました。

太陽が水平線に沈みかけると、スラウェシの山々や海岸線がシルエットとなり、空は幻想的な雰囲気に包まれました。飛行機の窓から見たこの夕陽は、南国の壮大な風景そのもので、心が揺さぶられるような感動を覚えました。まさに旅の締めくくりにふさわしい特別な光景でした。

マカッサルに近づくと、街の灯りが見え始め、太陽が沈みかけた空の柔らかな余韻が続いていました。この美しい瞬間を心に焼き付けながら、17時45分にマカッサル空港へと無事に着陸しました。

無事マカッサルに到着!南東スラウェシの旅が終了

飛行機を降りると、太陽が沈んだ直後の澄んだ空気が迎えてくれました。夜が訪れかけていましたが、夕暮れの余韻が残る空にはオレンジと青が混ざり合っており、無事にマカッサルに戻ってきたという安堵感と、旅の終わりを実感しました。

今回の旅では、ワンギワンギ島やバウバウでの特別な体験が詰まっており、さまざまなハプニングが続きました。船の欠航やフライトの遅延など、予期せぬ出来事がありましたが、すべてが旅のスリルを増し、忘れられない思い出となりました。

ワンギワンギ島の美しい自然、現地の人々との交流、そして南国のゆったりとした時間の流れ。これらすべてが心に残る大切な体験です。マカッサルの日常に戻りますが、またいつかこの場所を訪れることを楽しみにしています。そして、今回の南東スラウェシでの旅に幕を閉じました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。